【超速グランプリ】シーズン4のサーキット事前考察
超速グランプリのシーズン4のサーキットがアナウンスされました。
【走行動画公開!】
— ミニ四駆 超速グランプリ【公式】<正式サービス開始! (@mini4wd_app) 2020年2月15日
2/19 メンテ後よりエントリー開始予定の
超速グランプリシーズン4のコースを公開🏁
強烈な高低差のナイアガラスロープが特徴の
ウルトラナイアガラサーキット⛲
皆様のご参加お待ちしてます!#超速GP pic.twitter.com/YtVhZIaV0x
動画を見て頂いたらわかる通り、とてつもない高低差のナイアガラスロープの攻略がカギになってきます。そこで、初回セッティングに向けてパーツ選びや改造のポイントを考察していきたいと思います。
ナイアガラスロープのデータについて
まずはナイアガラスロープがどのようなものなのか概要を記していきたいと思います。
http://wonderdriving.com/archives/2012/10/niagara2-autumncup2012.html
http://wonderdriving.com/archives/2012/07/niagara-japancup2012.html
こちらのリンクの通り、ナイアガラスロープには2種類あるようですが、今回のシーズン4のサーキットでは傾斜角37度の方が使われているようです。
シーズン4のコースでは更にこのナイアガラスロープの前にコーナーセクションが用意されているので、減速してから37度の傾斜を登りきらなくてはいけません。
実際どれくらい影響があるのかというと、重力加速度の観点から説明します。図の下に伸びている矢印が重力で、斜面においてはそれが斜面に垂直な方向と斜面に平行な方向(赤矢印の方)に分かれます。ミニ四駆は斜面に平行に登っていきますので、この赤矢印の分、加速度が落ちる計算になります。
具体的な計算は
赤矢印の加速度=重力加速度×sin(37°) = 5.88 m/s^2
こんな感じになります。パワーの値が小さいとかなり減速しそうな気がします。
これを踏まえてセッティングのポイントです。
セッティングのポイント
最高速と加速度のコントロール
シーズン2とシーズン3のドラゴンバックを通じてみなさん痛感したと思いますが、最高速と加速度のバランスをどうするかというのはシーズン4でも重要です。個人的にはドラゴンバックの角度(10°)よりナイアガラスロープの角度(37°)の方がはるかに大きくなるので、パワーがより必要になるのではと思っています。
バウンド対策
一方で、ジャンプの角度が大きくなるので、最高到達点から着地までの高さも高くなります。コースアウトという点もそうですが、スムーズにその後走行させれるという点でもバウンドを抑えていく必要があるかと思います。
ブレーキ減速
シーズン2とシーズン3のG2100サーキットではリヤステーにブレーキ減速の効果があるものを用いて、ドラゴンバックのジャンプを抑えるという手法が主流でしたが、シーズン4のサーキットではその必要はなさそうです。リヤステーを取り付けるならコーナー安定等のためにつけましょう。
マシンの重心
マシンの着地場所がどうなっているかによって重心の最適なセッティングは変わってきます。もし、着地場所が下り坂の場合は前よりの重心の方が安定します。自分のマシンの挙動がどうなっているか確認しながら重心位置を調節することをおすすめします。
実際走らせてみないとわからないですが、初回の登録に向けて、ポイントを挙げてみました。
シーズン4が始まったらより詳細な考察をしていきたいと思います。
では残り少ないですが、シーズン3も楽しんでいきましょう!
他にもたくさんデータ収集して考察やっていますので気になることがありましたら言って頂ければ記事にしていきます。
随時データを更新していきます。不足、誤り、質問等ありましたらtwitter、メール、コメントまでお願いします!