【超速グランプリ】ギヤの改造考察(1)
ギヤの改造について考察していきます。ギヤは正直よく分からなかったのですが、検証を通じてちょっと面白い考察ができそうなので一旦記事にしてみました。まだ続く予定なのでTwitterのフォロー等して頂ければ嬉しいです。
前回はモータについて改造考察を書きましたのでよかったらそちらも見てみてください。
ちなみにめちゃくちゃ実験を重ねてやっているのでここに書ききれないものも沢山あります。もしコメント、Twitter等でご連絡頂ければ出来る限りお答えしていきますので、よろしくお願いします。
ギヤのスペックは?
ギヤの重要なスペックは以下の通りです。
スピード | パワー | ギヤ負荷 | パワーロス | ギヤ比 | |
---|---|---|---|---|---|
5:1 標準ギヤ | 0 | 20 | 1000 | 400 | 5 |
4.2:1 高速ギヤ | 5 | 15 | 1000 | 400 | 4.2 |
4:1 ハイスピードギヤ | 10 | 10 | 1000 | 400 | 4 |
4:1 スーパーカウンターギヤ | 10 | 10 | 900 | 350 | 4 |
ギヤは選択がシンプルで、パワー重視なら5:1、スピード重視なら4:1です。但し、現状、各サーキットでのタイムを見る限り、パワーが必要な場面でも4:1の方が早く基本的に「4:1ギヤ」一択のようです。加えてギヤ負荷とパワーロスの数字で明らかに上位互換となっている「スーパーカウンターギヤ」以外選択肢がない状況です(私は持っていませんが。。。)。
改造について
本題に入る前に改造についてです。
すべての改造の結果は3種類あって改造効果の高い方から順に「至高の逸品」「職人技」「イイ感じ」となっています。
改造によってそれぞれが出る確率が異なり、例として冷却ブレークイン(回転数重視)では以下のようになっています。
クラフトツールは改造の成功率を上げてくれるので絶対に改造前に取っておきましょう。ギヤのクラフトツールはミニ四ワールドで取得できます。
ギヤのクラフトツール:ベーシックヤスリセット
ギヤのクラフトツール取得場所:MAP2-12
ギヤ改造の種類は?
ギヤ改造の種類についてです。
上記したように現状「スーパーカウンターギヤ」一択の環境でパーツに選択肢がない分、差をつけるところは改造しかありません。どの改造が一番効果があるのか、またどんな効果があるのか分析考察していきます。
まず、ギヤでできる改造は以下の通りです。
名称 | 項目 | 〇の数 |
---|---|---|
ギヤメンテ | ギヤ負荷 | 1 |
パワー | 1 | |
ギヤ慣らし | パワーロス | 1 |
パワー | 1 | |
ギヤ研磨 | ギヤ負荷 | 2 |
パワー | 1 | |
ギヤフローティング加工 | ギヤ負荷 | 3 |
パワー | 1 | |
ギヤ位置の固定 | パワーロス | 3 |
パワー | 1 |
上昇率が高いのは「ギヤフローティング加工」と「ギヤ位置の固定」の二つで星4以上であれば、基本この二つは固いでしょう。ただ、特化性能という点で、ギヤ負荷のみ、もしくはパワーロスのみの改造ということもありますのでそれぞれの効果を見ていきたいと思います。
ちなみにギヤ負荷、パワーロスそれぞれの改造の説明は
<ギヤ負荷>
ギヤ同士の相性の状態。
改造することで、負荷を減らせればモーターのスピードとパワーを遺憾なく発揮できるようになる。
<パワーロス>
主にパワーがかかるパーツでの抵抗の状態。
改造することで負荷をへらせればモーターのパワーを遺憾なく発揮できるようになる。
見て頂いてわかる通り、ギヤ負荷がスピードとパワー両方にかかってくる一方で、パワーロスはパワーのみです。現状の超速グランプリではスピード偏重な風潮があるのでスピードも上昇させることができるギヤ負荷の方がよさそうな気がします。
ギヤフローティング加工 vs. ギヤ位置の固定
実際に「ギヤフローティング加工」と「ギヤ位置の固定」で速度比較の検証をしてみました。
マシン性能:スピード1854、パワー1353
改造条件:5:1標準ギヤ、職人技、レベル1
マップ:MAP1-5(ストレート)、MAP3-13(ジャンプ、登り坂)
MAP1-5 | MAP3-13 | |
---|---|---|
ギヤフローティング加工 | 12.113 | 33.823 |
ギヤ位置の固定 | 11.976 | 33.694 |
差 | 0.137 | 0.129 |
改造なし | 12.004 | 33.97 |
全く予想外にギヤ位置の固定の方が速いという結果になりました。更に驚くべきことに、ストレートコースでギヤフローティング加工が改造なしに負けるという波乱が起きました。
正直なぜかと言われると全くわからないですが、単純な考察を述べると「ギヤ位置の固定によるパワーロス改善の方が、ギヤフローティング加工のギヤ負荷減少よりも効果が高い」ということになりそうです。
もしかしたら元々パワーの基本値の高いトルクチューンモーターを使用していたため、パワーロス改善の影響が大きくなったのではと思ったりもします。この辺は次回以降他のモーターで考察していきます。
少しでも皆さんの改造の参考になれば幸いです。
他にもたくさんデータ収集して考察やっていますので気になることがありましたら言って頂ければ記事にしていきます。
随時データを更新していきます。不足、誤り、質問等ありましたらtwitter、メール、コメントまでお願いします!