【超速グランプリ】モーターの改造考察(2)
モーターの改造について考察その2です。
超速グランプリシーズン2がスタートしました。シーズン1はレブチューンの高速改造一択でしたが、シーズン2のサーキットでは坂からの連続コーナー、ドラゴンバック等、パワーが必要かつコースアウトが続出しそうな雰囲気もあってシーズン1のスピード一辺倒ではなく調整がいろいろ重要な感じがします。そこでパワー上昇のためのトルク改造について考察していきたいと思います。
ちなみにめちゃくちゃ実験を重ねてやっているのでここに書ききれないものも沢山あります。もしコメント、Twitter等でご連絡頂ければ出来る限りお答えしていきますので、よろしくお願いします。
モーターのスペックは?
モーターの重要なスペックは以下の通りです。
名称 | スピード | パワー | 合計 |
---|---|---|---|
ノーマル | 1380 | 495 | 1875 |
ハイパーミニ | 1460 | 730 | 2190 |
レブチューン | 1740 | 747 | 2487 |
トルクチューン | 1430 | 1268 | 2698 |
ハイパーダッシュは超速グランプリでは禁止となっているので省いています。元々の数値のレベルを見てもらってもわかる通り、候補はレブチューンとトルクチューンの二つで、「レブチューンのパワー改造」or「トルクチューンのスピード改造」が選択肢です。
もし、この二つの改造でもスピードが出過ぎるようなら「トルクチューンのパワー改造」ですが、さすがにそこまでしなくてもステーやウイングの調整でいけるのではと思っています。この辺はまた結果を見ながらご報告します。
改造について
改造の基本的な考え方や上昇率等については前回書いていますのでそちらをご参照ください。
モーター改造の上昇率は回転数とトルクで違う?
モーター改造の基本は回転数、トルク(もしくはバランス)ですがそれぞれで上昇率は異なるのでしょうか。
結論から申し上げて同じです。ちなみに冷却ブレークインのそれぞれの改造の上昇率は以下の通りです。
冷却ブレークイン(回転数重視)
上昇項目 | 結果 | ベース上昇 | レベル上昇 |
---|---|---|---|
スピード | イイ感じ | 4.0% | 0.2080% |
スピード | 職人技 | 4.8% | 0.2096% |
スピード | 至高の逸品 | 5.6% | 0.2112% |
冷却ブレークイン(トルク重視)
上昇項目 | 結果 | ベース上昇 | レベル上昇 |
---|---|---|---|
パワー | イイ感じ | 4.0% | 0.2080% |
パワー | 職人技 | 4.8% | 0.2096% |
パワー | 至高の逸品 | 5.6% | 0.2112% |
冷却ブレークイン(バランス重視)
上昇項目 | 結果 | ベース上昇 | レベル上昇 |
---|---|---|---|
スピード | イイ感じ | 2.0% | 0.1020% |
スピード | 職人技 | 2.4% | 0.1024% |
スピード | 至高の逸品 | 2.8% | 0.1028% |
パワー | イイ感じ | 2.0% | 0.1020% |
パワー | 職人技 | 2.4% | 0.1024% |
パワー | 至高の逸品 | 2.8% | 0.1028% |
回転数もトルクも同じだけスピードとパワーが上がり、バランスだと半分ずつ上がります。
ちなみに3Vブレークインの場合、
3Vブレークイン(回転数重視)
上昇項目 | 結果 | ベース上昇 | レベル上昇 |
---|---|---|---|
スピード | イイ感じ | 3.0% | 0.1546% |
スピード | 職人技 | 3.6% | 0.1554% |
スピード | 至高の逸品 | 4.2% | 0.1562% |
3Vブレークイン(トルク重視)
上昇項目 | 結果 | ベース上昇 | レベル上昇 |
---|---|---|---|
パワー | イイ感じ | 3.0% | 0.1546% |
パワー | 職人技 | 3.6% | 0.1554% |
パワー | 至高の逸品 | 4.2% | 0.1562% |
となっており、冷却ブレークインと比べて効果が75%程度になります。
ですので、スピードとパワーをハイブリッドして上昇させる場合は冷却ブレークインの三つ(回転数、トルク、バランス)をうまく使いながらやっていく必要があります。
モーター改造数値をシミュレーションしてみると?
では実際にどのような改造で数値がどうなるか見ていきます。
簡単な例で、レブチューンを冷却ブレークイン(トルク重視)を2回職人技の時とトルクチューンを冷却ブレークイン(回転数重視)を2回職人技の時を比較してみます。
レブチューン (職人技、トルク×2) |
トルクチューン (職人技、回転数×2) |
|||
---|---|---|---|---|
スピード | パワー | スピード | パワー | |
基本値 | 1740 | 747 | 1430 | 1268 |
レベル20 | 1740 | 881.34 | 1687.171 | 1268 |
レベル25 | 1740 | 896.998 | 1717.144 | 1268 |
レベル30 | 1740 | 912.655 | 1747.117 | 1268 |
レベル35 | 1740 | 928.312 | 1777.09 | 1268 |
レベル40 | 1740 | 943.969 | 1807.062 | 1268 |
こちらのシミュレーションでは重複ボーナスについては考慮していません(重複ボーナスがわからない方はリンクのモーター考察(1)をご参照ください)。
見ていただいたらわかる通り、レベル25程度でトルクチューン モーターがレブチューンモーターの上位互換となっています。これはそもそも上昇の源泉となっている基本値がレブチューンのパワー(747)とトルクチューンのスピード(1430)では大きく違うためです。ですのでレブチューンのパワー特化なんていうものを作ってしまうとトルクチューンの完全劣化版が出来上がってしまいます。
では、トルクチューンの方が絶対的にいいかというとそんなこともなくて例えば、効果が高い冷却2種+バランスをレブチューンに、回転数特化をトルクチューンに職人技の改造を施してみると下記のようになります。
レブチューン (冷却2種+3Vバランス×2) |
トルクチューン (回転数冷却×2, 3Vバランス×4) |
|||
---|---|---|---|---|
スピード | パワー | スピード | パワー | |
基本値 | 1740 | 747 | 1430 | 1268 |
レベル20 | 2207.712 | 914.388 | 1813.698 | 1493.603 |
レベル25 | 2262 | 933.825 | 1858.142 | 1519.571 |
レベル30 | 2316.288 | 953.262 | 1902.586 | 1545.54 |
レベル35 | 2370.576 | 972.699 | 1947.031 | 1571.508 |
レベル40 | 2424.864 | 992.136 | 1991.475 | 1597.477 |
残念ながら回転数特化にしてもトルクチューンはレブチューンをスピードで上回ることができません。ですのでスピードを2000台より更に伸ばしてもコースアウトしないサーキットであればレブチューン 、ある程度スピードに上限があるサーキットならトルクチューンがおすすめです(トルクチューンですべて至高の逸品だとしても2100台です)。
結局おすすめのモーター改造は?
以上を元にモーター改造の簡単なTIPSです。
・モーター改造は同じ名前(冷却、3V等)なら上昇率はほぼ同じ
・ モーター改造の上昇は基本値に依存するので基本値の高い改造を優先しよう
・スピード最優先ならレブチューン、スピードの上限が2000台以下ならトルクチューン
他にもたくさん考察やっていますので気になる点がありましたら言って頂ければ記事にしていくのでよろしくお願いします。
随時データを更新していきます。不足、誤り、質問等ありましたらtwitter、メール、コメントまでお願いします!